Japan Police Special Weapons And Tactics / Japan Tactical Operators Association

JP-SWAT

組織概要

JP-SWAT

Team JP-SWAT

Team Japan Police Special Weapons And Tactics

チームJP-SWAT(ジェーピー・スワット)は、日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT/JTOA)に所属する 私設特殊部隊(タクティカル・コスプレ・ユニット)です。 主に日本の警察特殊部隊をモチーフとしたオリジナルのタクティカル・コスプレで装備を統一し、 撮影会やタクティカルトレーニング、サバイバルゲームなどの各種活動を行っています。 なお、当チームは日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT/JTOA)在籍会員の中から有志者を募って組織されています。

日本警察特殊部隊愛好会

Japan Police Special Weapons And Tactics / Japan Tactical Operators Association

2010年に設立された日本警察特殊部隊愛好会(JP-SWAT / JTOA)は、新潟県を中心に活動するタクティカル・コスプレ・コミュニティーです。 SWATに代表される警察系特殊部隊装備・対テロ特殊部隊装備・各種タクティカル・オペレーター装備を こよなく愛するメンバーを中心に構成され、再現度の高いタクティカル・コスプレの実践と普及を活動 の基本コンセプトとしています。 現在、当会の隷下にはオリジナルSWATコスプレ・ユニットとして装備を統一したチーム“JP-SWAT”が設置されています。

※ 当会および当サイトは全て個人によって趣味の範囲で運営されています。 自衛隊や警察等の公安機関、その他国内外の一切の公的機関と直接の関係はありません。 また、いかなる政治団体・宗教団体・その他公序良俗に反する団体や組織との関係もありません。 なお、当会の活動で使用している銃器類は全てトイガンとして市販されているエアソフトガンやモデルガン といった玩具の範疇にあり、一切の国内法に抵触しない合法的なものです。

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はじめに

“SWAT”とは何か?

LAPD(ロサンゼルス市警察)SWAT

まず、当チーム名の“SWAT(スワット)”というフレーズを聞いて、『なぜ日本でわざわざアメリカの警察特殊部隊の名称を使うのか?』 と疑問に思う方も多いでしょう。確かにSWATはアメリカ合衆国発祥の警察特殊部隊であることに間違いありません。 ハリウッド映画など各種メディアでの登場活躍の機会も多く、今やその知名度の高さは世界的に盤石の地位を築いています。

そもそもSWATとは、米国カリフォルニア州ロサンゼルス市警察(LAPD)が暴動や騒擾、銃器犯罪や 人質立て籠もり事件など、日々悪化する凶悪事件への効果的対処を目的にして、1960年代後半に 創設した世界初の本格的な警察特殊部隊の名称です。 高度な専門訓練を受けた少数精鋭のプロフェッショナル集団が特殊な火器や装備、戦術を用いて、 一般警察官の練度や装備では対処不可能な各種凶悪犯罪に対し、効果的かつ機動的に対処するために SWATが創設されたのです。 このSWATという部隊名称は元々“Special Weapons And Tactics”の頭文字をなぞった略称です。日 本では定訳として固有名詞的に“特殊火器戦術部隊”などと訳されることが多いですが、実際には“ 部隊”に該当するフレーズ(TeamやUnit)は含まれていません。 これは文字通り“特殊な武装と戦術を用いて事件を解決に導く”という部隊創設時の基本コンセプト そのものがSWATという部隊名称に込められているからです。 つまりSWATとは、広義に警察特殊部隊がもつ普遍的な行動理念を明確かつ端的に標榜したキャッチフ レーズそのものなのです。

韓国警察特攻隊(KNP-SWAT)


LAPDに端を発した警察特殊部隊“SWAT”の基本理念は、同様の凶悪犯罪に苦慮する全米のローエンフ ォースメント(法執行機関)に波及し、各州の市警察や郡警察などに相次いでSWATの基本コンセプト を有する特殊部隊が創設されました。この過程で部隊名称の重複を嫌い、独自性の高い名称を冠する 部隊も増えましたが、“SWAT”が本来意味する警察特殊部隊の行動理念そのものの遺伝子は現在も延々 と引き継がれています。

そして、全米に波及したこのSWATの遺伝子は現在では世界に拡大しています。部隊名称こそ異なりま すが、SWATが各国の警察特殊部隊創設の普及促進に与えた影響は測り知れません。

あまり知られていませんが、実は我が国の周辺国にもSWATを手本とした警察特殊部隊が数多く存在し ます。最も近しい隣国である韓国には、“警察特攻隊”と称した特殊部隊が首都ソウルを始めとした 全国各地に配備されており、その公称を“KP-SWAT”もしくは“KNP-SWAT”としています。 また、同じく隣国台湾の首都である台北市警察には“霹靂小組(ビリーリーシャオツゥー)”と呼ばれる特殊部隊が編制さており、 そのまま“SWAT”の公称を採用しているため、“台北SWAT”の通称で浸透しています。 さらに、中国の首都北京においても2008年開催の夏季オリンピック開催に向けて、公安警察局が“特警” と称す警察特殊部隊を創設しました。こちらも部隊の公称に“SWAT”を採用し、“北京SWAT”と呼ばれています。

そのほか隣国以外にも、フィリピン共和国国家警察SWAT、バングラデシュ人民共和国ダッカ首都警察 SWATなど、日本の周辺国にはSWATの名を冠する警察特殊部隊が溢れているのです。

JP-SWAT

創設理念

日本版“SWAT”を目指して

JP-SWAT

近年、凶悪犯罪の増加や国際テロリズムの危険性が高まり、日本国内でも元来先進各国から出遅れて いた感のあった警察特殊部隊や軍(自衛隊)特殊部隊の情報公開や創設が相次ぎました。 陸上自衛隊のSFGp(特殊作戦群)、海上自衛隊のSBU(特別警備隊)、海上保安庁のSST(特殊警備隊 )、また警察特殊部隊としては長年秘密のベールに包まれていた警視庁SAT(特殊急襲部隊)が国際 サミットを前に初めて公開訓練を行いました。さらに、このSATの公開訓練に追随するかたちで、警視庁 SIT(特殊捜査班)を始めとした各都道府県警察が保有する特殊部隊(特殊班)もマスメディアなどに広く 登場するようになりました。

現在、大都市圏を抱える主要都道府県警察に全国規模で設置されたSATとは異なり、警視庁のSITに類 する 特殊捜査班は各都道府県警察の方針により名称が異なる場合が多く、例えば大阪府警察の特殊 事件係は“MAAT:Martial Arts Attack Team”、 神奈川県警察と埼玉県警察は“STS:Special Tactical Section”、千葉県警察と奈良県警察は “ART:Assauult and Rescue Team”、さらに青森 県警察では“TST:Technical Special Team”など、 各所オリジナリティの高い略称を冠しています。 また、警備部の機動隊に所属し、銃器犯罪対処や重要施設警備を目的として設立された銃器対策部隊 においても一部の突入部隊に特定の名称を与えています。 近年の公開訓練で全国のSATとは一線を画した黒尽くめ装備で、一躍注目を集めた静岡県警の“SRP:Shizuoka Riot Police”に続き、 埼玉県警でも“RATS:Riot And Tactical Squad”と称される部隊の存在が確認されています。 これらの部隊の隊員は、銃器対策部隊内の一般隊員が素顔を曝しているのに対し、公開訓練においては 全員がSATと同じくバラクラバを着用し、素性を完全に秘匿しています。

欧米諸国に比べ、一見特殊部隊とは縁遠いように思えていた我が国には、既に数多くの警察特殊部隊が存在しているのです。 しかし、各都道府県警にこれだけ多くの警察特殊部隊が誕生しながら、米国警察の模倣と呼ばれるのを嫌 ってか、警察特殊部隊の原点である“SWAT”の名称を冠した部隊は全く見受けられません。 韓国や台湾、中国などのアジア周辺各国にまで大々的に“SWAT”を名乗る警察特殊部隊が存在しているのですから、日本に “SWAT”が存在していたとしても全く荒唐無稽な話ではありません。むしろ同盟国である米国と政治 ・経済・文化とも非常に密接な関係にありながら、今まで日本に“SWAT”が存在しなかった方が不思議 に思えるくらいです。

そこで“SWAT”大好き集団の私達は考えました。

『もし日本の警察に“SWAT”が実在したとしたら?』

『ないのであれば、自分達でつくってしまえ!』


この一念発起で誕生したのがチーム“JP-SWAT”なのです。

JP-SWAT

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基本理念

リアリティの追求

当チームは、第一義に“JP-SWAT”という架空の警察特殊部隊のタクティカル・コスプレを楽しむこと を目的に創設されました。一言でいえば“日本版SWAT”のリエナクトメント(再現)チームであり、 メンバー全員が忠実なリエナクター(再現者)でもあります。 その延長上にタクティカルシューティングトレーニングやサバイバルゲームなどの副次活動を楽しむ というのが基本スタンスです。従って当部隊は基本的にサバイバルゲームチームという一般的な位置付けにあ りません。

JP-SWATでは、創設理念のひとつである『もし日本の警察に“SWAT”が実在したとしたら?』を常に 念頭に置きます。名称がSWATだからといって、無暗にアメリカンSWATの装備を真似ることはしません。

個人装具や小火器などについては、現実的なリアリティに即し、警視庁SATやSITの突入班を始めとして、日本国内に 実在する現行の特殊部隊のスタイルに極力倣うようにしています。これに日本版SWATというオリジナリティを加えて、 日本国内の実在の特殊部隊では未採用の最新CQBウェポンや個人装備の導入などを仮定しています。

当部隊では、チームメンバーの個人装備を全体で統一し、使用可能な装具や小火器(エアソフトガンないしモデルガン) を選定・制限しています。具体的な制式採用装備については、装備品のページをご覧ください。

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